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がん予防部門 がん予防への取り組み

その他の取り組み

当センターにおいて一般社団法人清水健基金に対する大阪府知事の感謝状贈呈式が開催

 大阪府がん対策基金に寄附をされた一般社団法人清水健基金に対する大阪府知事の感謝状贈呈式が、平成28年9月21日に大阪がん循環器病予防センターで行われました。

 清水健基金は、必要な医療サービスが必要とする方々に行き渡り、心身ともに豊かな生活が実現されることを目的に平成28年4月に設立され、入院施設の充実、がん撲滅、難病対策などに取り組む団体や個人の事業に「寄附」として「想い」を届けておられます。

 このたびは、がん検診の受診啓発をはじめ、中学生のがん教育、がん患者会などの活動支援を行っている「大阪府がん対策基金」に清水健基金が寄附されたことに対し、感謝状が贈呈されたものです。

 贈呈式には、清水健基金代表理事の清水健さん(キャスター・「112日間のママ」著者)が出席され、植田浩大阪府副知事から知事の感謝状が贈呈されました。

 贈呈式終了後、清水さんらは大阪がん循環器病予防センターのマンモグラフィ検診車、ヘリカルCT検診車やセンター内を視察されました。大阪府健康づくり課職員、センター職員から、がん検診の重要性や大阪府でのがん検診受診率が全国で最低レベルであることなどの説明を受け、様々な機会にがん検診の重要性を発信していきたいと発言されていました。


当日の様子はこちら

写真:贈呈式の様子

写真:記念撮影

写真:検診車の見学

写真:検診施設の概要説明の様子

キューバ共和国保健医療分野の高官が当センターを視察

 平成28年7月21日、独立行政法人国際協力機構(JICA)の招聘で来日されたキューバ共和国保健省高官が、大阪がん循環器病予防センターを視察されました。

 日本と同様に高齢化の進むキューバでは、非感染性疾患の増加により迅速・的確な医療サービスの提供が求められており、死因第一位のがんは早期発見がテーマに挙げられているとのことです。そのため、JICAにおいては、日本での第一線の取組みを具体的に紹介することで、キューバの保健システムの強化支援につなげるべく、このたびの招聘を実施され、その一環として当センターを視察されました。

 当センターにおいては、日本(大阪)における死亡原因の状況とがん検診事業の概要(事前に関心が高いとお聞きしていた肺がん、乳がんを中心に)、循環器病予防事業の概要等を説明した後、当センター内の各検診・検査機器や検診車(ヘリカルCT車、マンモ車等)を視察していただきました。スペイン語の通訳を介した約3時間の限られた時間ではありましたが、質問を挿みながら熱心に視察される姿に、キューバの施策に少しでも貢献できればと感じた次第です。


  • 日時:平成28年7月21日 13時~16時
  • 内容:がんと循環器病予防事業に関する概要説明と施設・検診車等の視察
  • キューバ共和国:

    保健省 グランマ県保健局長 Noemis Doris Causa Palma医師

    保健省 国営医療製品輸出入公社 輸入部長 Ramon Aloy Pena氏

    外国貿易・外国投資省 対外協力受入局 スペシャリスト Dalay Buides Ponce氏

    JICA専門家(キューバ派遣中) 前田 恵理子氏

    スペイン語通訳 寺邑 陽子氏

  • 当センター:

    挨拶:高杉理事長

    講義:田中幸子所長

    講義:岡田武夫予防推進部長兼健康開発部長

    講義:中山富雄 大阪府立成人病センターがん予防情報センター疫学予防課長

    施設設備案内:石田内視鏡検診部長、山本放射線技師長、前田看護長、田路臨床検査室長

  • 大阪府:

    健康医療部 健康づくり課長 田中 修氏

当日の様子はこちら

写真:講義の様子1

写真:講義の様子2

写真:講義の様子3

写真:講義の様子4

小児がん治療経験者(がんサバイバー)に対する長期フォローアップ支援事業の運営企画

 小児がんが治癒した後に、患者の成長や時間の経過に伴い、過去の放射線治療・薬物療法・造血細胞移植等の影響によって起こりうる、二次がんをはじめとした合併症に対応するため、大阪府の委託を受けて大阪がん循環器病予防センターでがん検診を実施する。


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